投資(FX)とギャンブルの違いとは?【FXがギャンブルと言われる原因】

まったりFXビギナー
FXはギャンブルって周りから言われるんですが、FXって投資じゃないんですか?
目次
1.投資(FX)とギャンブルの違いとは?
2.FXがギャンブルと言われる原因
記事を書いている私は、FXトレーダー歴7年。1年半のFX下積み体験を経て、現在もFX技術向上のために日々努力を続けながらFXトレーダーとして活動しています。
投資(FX)とギャンブルの違いに関して、実体験をふまえて解説します。
投資とギャンブルの違いとは?
- 投資とギャンブルの定義での違い
- 投資に対する考え方での違い
- 投資に臨む姿勢に対する考え方の違い
投資とギャンブルの定義での違い
胴元(取引を仕切るモノ)がいる場合がギャンブルで、胴元がいない場合が投資です。
ギャンブルのように胴元がいる場合では、2者間の戦いでなく3者間(勝負の提案と勝ちと負け)の戦いになるので分配割合が変化します。
しかし、投資(FX)のように胴元がいない場合では、2者間(AとBの取引)の戦いになるので、手数料という形で多少差し引かれても分配割合は2者間で行います。
なので、このようにFXも、株式も、不動産も、投資ビジネスと言われるものは基本同じ仕組みです。特に、不動産の場合を考えると、仲介業者の存在をイメージすればわかりやすいと思います。
同じように、FXでは、FX会社が仲介業者となり、売買を担っているということになります。
ただし、厳密なことを言うと、海外FX会社はそうですが、国内FX会社に関しては、もう少し複雑な仕組みで運営されています。
投資に対する考え方の違い
対象を仕事と考えている場合は投資で、娯楽と考えている場合はギャンブルです。
投資を仕事と考えれば、当然、利益を得るために勉強をし、計画を立て、戦略を練ることになります。対して、投資を娯楽として考えると感情の快感や楽しさを求めてやることになります。
なので、FXの勉強を一切せずにFX口座に投資資金という名のお金を入れてトレードをしてもそれは投資でなくギャンブルです。
対して、FXトレードをするために、【FXにおける知識取得の勉強】、【勝つための方法を手に入れる】、【トレード前にはチャート分析をする】など、まだまだありますが、このような作業を行うことが投資です。
よくある質問:FXはゼロサムゲームと言われたのですが、ゼロサムゲームって何ですか?
あるゲームの参加者全員の得点の合計が常に0(ゼロ)になるゲームのことを言います。ゲーム理論で使われる用語です。
例えば、ABCDEの5人でゲームをした結果が、【Aさんが+20点・Bさんが-50点・Cさんが-30点・Dさんが-10点・Eさんが+70点】となり合計が0(ゼロ)となるようなゲームのことです。
具体的に言うと、将棋や囲碁やオセロなど、2人でやるゲームは、勝ちと負けの二択しかないので分かりやすいと思います。当然、3人や4人でやるマージャンも同じです。それを複雑にした最たるものが、株式投資やFX投資ということです。
対して、将棋の勝敗、勝者を当てるゲームになると、それは、ゼロサムゲームではなくなります。それは、いわゆるマイナスサムゲームと呼ばれるものになります。
投資に臨む姿勢に対する考え方の違い
投資に臨む姿勢とは、【勝つことよりも負けないことを意識する】です。もっと具体的に言えば、【投資資金を減らさずに継続して続けることを意識する】と言う姿勢が大事になります。
投資を仕事として認識すると投資を続けていく必要があります。なので、このような姿勢が必要になります。
対して、ギャンブルに臨む場合の姿勢は、【ただ勝ちたい、楽しみたい】となっているはずです。基本、ギャンブル依存症の人でない限りほぼ毎日ギャンブルをすることはないと思います。
ということは、ギャンブルをする人は、たまにやる遊びという認識になるので、このような姿勢になっても特に不思議はありませんし、問題もないと思います。
FXがギャンブルと言われる原因
- レバレッジの理解
- FXの理解は簡単ではない
レバレッジの理解
レバレッジを正しく理解できていないとFXを投資と認識できず、ギャンブルと判断してしまうのは仕方ありません。
特に、レバレッジを理解せずにFXトレードをして利益を出してしまった場合、イメージしていた以上の利益を手に入れることになります。その場合、次のトレードでも同じようなトレードすることになります。これは、形だけFXトレードをやっていますが、投資でなくギャンブルです。
実際、私自身もFXを始めた当初FXに関して右も左もわからないし、勉強もしていない時に、自分勝手にやったことでデモ口座ではありましたが、2・3回口座資金をふっ飛ばしました。なので、FX投資に関する知識がない場合、このようなことになるのは自然です。
なので、何も知らない人がFXを特にレバレッジを知らずに経験した人の話を聞けば、【FX=ギャンブル】と認識しても不思議ではないです。
レバレッジに関しては、以下のページを見れば、理解できると思います。興味があれば、参考にしてください。
>>参考:FX初心者が間違っているレバレッジの真実【レバレッジとの付き合い方】
FXの理解は簡単ではない
FXトレードは、買いと売りしかないので、確率50%の簡単な投資であると思われている傾向があります。しかし、資金があふれるくらいある人でないと確率50%の話はあり得ません。
FXトレードには、買いと売りの二択しかないです。しかし、FXトレードに臨む一人一人には投資資金の限界値があります。これが、FXトレードが簡単でないポイントです。
資金に限界値があるということは、その限界値の枠の中でFXトレードをする必要があります。FXトレードのルールは、投資資金が少額でも増やすことが出来るようになっています。
しかし、それも当然知らなければ出来ません。なので、知らないということは、FXは投資でなくギャンブルになってしまうということです。
よくある質問:どうやってFXの勉強をしたらいいですか?
FXの勉強法は、2つです。
- 独学で学ぶ
- FXスクールに通って学ぶ
それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分の生活スタイルや現状の環境を考えて選択する必要があります。
独学を選択するなら、まずこのブログサイトを読んでみればFX初心者としての知識は、手に入れることができると思います。
FXスクールを選択するなら、福岡県近郊限定になりますが、知り合いのトレーダーが講師をやっているFXスクールがあるので下に紹介しています。興味があったら確認してください。
>>参考:福岡FXスクールFacebook
>>参考:【福岡近郊在住限定】FXを勉強するのに最適なFXスクールと知っておくべき事
よくある質問:FX(投資)をギャンブルにしないためにどうしたらいいですか?
これまで説明してきたことを理解することで今日からFXがギャンブルから投資に代わります。
日本では、投資の勉強を義務教育でしてくれないので、投資の勉強は自分でやる必要があります。加えて、何も知らないということは、FXや投資に関しての考え方、姿勢、勉強方法、そして、成功方法を知らないということです。
なので、このページで解説してきたことを理解することで投資とギャンブルの本質を理解できたと思います。特に以下の様なことです。
・FXトレードを投資として仕事と認識する
・FXに使う投資資金を減らさず、投資を続けることを意識する。
・FXについて理解するために勉強する
・自分の投資資金で勝てる手法やルールを探す。
これらのことを理解・認識することでFXトレードを行う準備は完了します。
まとめ
・投資とギャンブルの定義での違い
・投資に対する考え方での違い
・投資に臨む姿勢に対する考え方の違い
2.FXがギャンブルと言われる原因
・レバレッジの理解
・FXの理解は簡単ではない