なぜ?FX取引のためにチャート分析をする意味とは?【初心者向け解説】

FX beginner

まったりFXビギナー
FXをやるならチャート分析が必要と聞いたんですが、チャート分析って何ですか?チャート分析ってどんなことするんですか?それにチャート分析をするにあたっての心構えとかありますか?

目次

1.なぜ?FX取引のためにチャート分析をする意味とは?
2.具体的にチャート分析で行うこととは?
3.チャート分析を行う時に注意しておくこと

記事を書いている私は、FXトレーダー歴7年。1年半のFX下積み体験を経て、現在もFX技術向上のために日々努力を続けながらFXトレーダーとして活動しています。

FXのチャート分析に関して、実体験をふまえて解説します。

1.なぜ?FX取引のためにチャート分析をする意味とは?

チャート分析は、FX取引のために行う最善のエントリータイミングを導き出すトレードを行うための準備作業です。

自分の決めた通貨でチャートを分析することで以下の3つの事実を導き出し確認します。

  • 少し待っていればエントリーできるかもしれない。
  • すでにエントリータイミングが過ぎている。
  • そもそも今のチャートが混在してわからない。

この結果より、すぐにFX取引を行うのか?待つのか?止めるのか?を決定します。

このようなチャート分析をいくつかの通貨で行い、分析した通貨の中で未来予測確率が一番高いかを戦略的に比較選択することがトレード準備になります。

私は、デイトレーダーなので毎日チャートに向かいます。毎日のルーティーンとして、20数通貨ある通貨から選んだ9通貨のチャート分析をした上で、その日注目する通貨を厳選し、トレードを行っています。

よくある質問:そもそもチャート分析って何を読み取るんですか?

チャート分析では、チャートに込められた『クセ』や『パターン』を読み取ります。

チャートに表示されている波には世界中の様々な人々の思惑が込められています。なので、チャートの波が作る形は人の思惑が形になったものと言えます。

そして、そのチャートが作る波は繰り返しに出現することになります。チャート分析では、繰り返し出現する似たような形を見つけることが目標です。その似たような形こそが『クセ』であり、『パターン』になります。

具体的に言うと、通貨が表す金額とは価値です。その価値が上がること下がることで様々な人が利益や損失を得ることになるので、その国の経済市場を動かすことのできる人たちの思惑がチャートに反映されることになります。

その上、その中には価値を上げたい人もいれば、価値を下げたい人もいるので、その思惑がぶつかることになります。なので、結果的に波を形成することになります。

2.具体的にチャート分析で行うこととは?

主に、以下の2つになります。

  • チャート上に水平・斜めにラインを引く
  • チャート上にインジケーター(テクニカル指標)を表示させる

これらを使って、チャートの中にある『クセ』や『パターン』を知ることが出来ます。

この2つは、今でも私自身が行っているチャート分析でもやり続けている分析になります。

よくある質問:チャート分析で一番重要なものって何ですか?

『ラインを引くこと』が一番重要です。

チャートにラインを引くということは、チャートに込められた意味を直接読み取ることに最適な方法です。

しかし、インジケーター(テクニカル指標)は、チャートを形成している価格を元に現在の状況を表しているものになるので、これは未来を表しているのではなく、『今このような状況なので、もう少しこの状況が続くかもしれません。』と現状を示しているに過ぎません。

私が初期にやったチャート分析では、チャート上に多くのインジケーター(テクニカル指標)を表示させていましたが、現在のチャート分析をするチャート上にはラインしか引いていません。

私の知っている他のトレーダーもみんな同じようにラインのみとなっています。チャート分析が慣れてくるとだんだんとチャート分析がラインのみになるようです。

ただし、インジケーター(テクニカル指標)はトレンドの向きの参考にはなるので、私は今でも確認作業としては使っています。

よくある質問:チャート分析のために勉強しておいた方が良い知識ってありますか?

『ダウ理論』『チャート形状パターン』をオススメします。

『ダウ理論』とは、近代経済での株式市場が始まった頃に出来た理論で、もともと株式のチャートで使われていたものですが、FXでも使える理論です。

次に『チャート形状パターン』とは、チャートの波を見続ける気づくことですが、特徴的な波が様々なポイントで出現します。それが、波が転換するポイントや波が停滞するポイントなどになります。これは結構な数にはなりますが近未来を予測するのに有利な情報になります。

例えば、有名な『チャート形状パターン』でいうと、【ダブルトップ】や【ヘッドアンドショルダー】などです。聞いたことがあるかと思います。

この2つは、私もチャート分析の勉強を始めた時に一緒に勉強しました。

しかし、私の見解では『チャート形状パターン』の数は、情報サイトや本などで半端なく多くの数が紹介されていまが、覚えるのは有名なものだけで充分ではないかと思っています。それでも、結構な数はあるんですが、・・・笑

よくある質問:オススメの時間チャートってありますか?

デイトレードなら日チャート以下の時間チャートで、スウィングトレードなら、月チャート以下の時間チャートがオススメです。

ポジションの保有時間で見る必要のある時間チャートは決まります。

私はデイトレードを主として行っていますが、一応月チャートからチェックしています。

ただし、上に向かっているのか?下へ向かっているのか?などのチャートの流れを確認するのは、日チャート以下の時間チャートを参考にしています。

3.チャート分析を行う時に注意しておくこと

チャート分析に完璧はありません。

このページの前半にも書きましたが、チャートの波は人の思惑で出来ています。それも一人二人ではなく、世界中にいる数多くの人たちの思惑が渦巻いた結果がチャートの波になります。

なので、同じような『クセ』や『パターン』はあっても常に同じものがあるわけでありません。

私もデイトレーダーとして毎日トレードを行っていますが、全く同じチャート状況にはなかなか出合えるものではありません。そんな不確実なチャートを見ながらトレードを行うので、連勝することもあれば連敗することも珍しくありません。

なので、私の言う勝ちとは、結果的に利益が残っていることを指しています。

よくある質問:チャート分析にオススメなツールってありますか?

オススメなチャート分析ツールと言えば、『MT4』です。

水平ラインや斜めラインを引くことなど、『ラインを引く』ことに関して使いやすいです。その上、インジケーター(テクニカル指標)も豊富にそろっていので、チャート分析には最適なツールと思います。

当然、私が使っているツールになりますで、経験上でのオススメです。しかし、日本国内のFX会社では『MT4』を取り扱っているところはあまりありません。なので、『MT4』を使うのであれば海外のFX会社の『MT4』がオススメです。

そもそも、国内FX会社の取引ツールでもチャート自体はあるんですが、私的にラインを引くのが大変ですし、インジケーター(テクニカル指標)の自由度が狭いのでチャート分析はやりづらく感じます。

まとめ

1.なぜ?FX取引のためにチャート分析をする意味とは?
・FX取引のために行う最善のエントリータイミングを導き出す作業です。
2.具体的にチャート分析で行うこととは?
・チャート上に水平・斜めにラインを引く
・チャート上にインジケーター(テクニカル指標)を表示させる
3.チャート分析を行う時に注意しておくこと
・チャート分析に完璧はありません。