FXとはなにか?初心者がまず知っておきたいFXの基礎知識【始める前に知りたい知識】

FX beginner

まったりFXビギナー
最近、FXという投資があることを知りました。初心者すぎてFXとはどんなものなのか全くわかりません。FXとはどんなものなのでしょうか?というか、FXとはどうやって始めるものなのですか?

目次

1.FXとはなにか?初心者がまず知っておきたいFXの基礎知識
2.FXを始める前に知っておきたい初心者のための基礎知識
3.さぁ、FXで取引を始めてみよう!~初心者向け解説~

記事を書いている私は、FXトレーダー歴7年。1年半のFX下積み体験を経て、現在もFX技術向上のために日々努力を続けながらFXトレーダーとして活動しています。

FX初心者に対して、FXとはなにか?ということを、実体験をふまえて解説します。

1.FXとはなにか?初心者がまず知っておきたいFX基礎知識

FXとは「Foreign exchange」の略語であり、「外国為替証拠金取引」を意味します。海外では「Foreign exchange」からForexという略語で呼ばれています。

FXの意味する「外国為替証拠金取引」とは、2国間「通貨の価値変動」を利用した通貨売買取引です。

※「通貨の価値変動」を「交換レート」ともいいます

これから具体例を上げ「通貨の価値変動」を解説していきます。「通貨の価値変動」は皆さんの生活の中でも身近なところで出会っています。

具体例①:海外旅行に関わった場合

・円安の時は海外旅行の価格が高くなり、逆に円高の時は海外旅行の価格が安くなってしまうこと。

・海外旅行中に現地で両替をしようとした場合、日によって両替金額が変動していること

具体例②:テレビのニュース番組を見た場合

テレビのニュース番組後半に「今日の東京終値が1ドルあたり109円78銭で終了しています。」と伝えられているものが、その日の「通貨の価値変動」の結果です。

具体例③:日本とアメリカの「通貨の価値変動」を過去と比較した場合

2012年11月まで1ドルあたり79円前後でしたが、現在2020年2月では1ドルあたり109円前後になっています。

これは、約7年とちょっとの期間で1ドルの価値が30円上がっているということを意味します。

この期間でFX取引をしていた場合、どうなるのか見ていきましょう。

2012年11月に1000ドル買うと、79,000円支払うことになります。しかし、2020年2月に持ち続けた1000ドルを売ると、109,000円払い戻しされます。

ということは、通貨の価値が上がり30,000円の利益を得たことになります。

注意:厳密にいうと、FXでは他にも条件がついてしまいこのままではない。

結論として、FXとは、2国間「通貨の価値変動(交換レート)」を利用した通貨売買取引になります。

2.FXを始める前に知っておきたい初心者のための基礎知識

  • FX特有の専門用語
  • FX特有のルール

1.FX特有の専門用語

※FX特有の代表的な専門用語は次の7つになります。順番に解説していきます。

  • 証拠金
  • レバレッジ
  • 通貨単位(ロット)
  • ロスカット
  • スワップ
  • スプレッド

証拠金とは?

FX口座開設した会社に対して取引をするために、一時的に“担保”にするお金が証拠金です。

FXの取引では、証拠金を“担保”にして少ない額の資金で、実際より大きな金額の運用を行います。

その中でも、必要証拠金と呼ばれるものは、FX取引をするときの金額の大きさを基準とする取引額に応じた必要な預託金です。

※必要証拠金は、為替レートの水準で常に変動しています。

レバレッジとは?

FX取引において取引額に対する必要証拠金の金額を設定する倍率のことです。

「レバレッジ」という言葉は、「梃子(てこ)」を意味し「てこの原理」のように、軽い箱(少ない金額)で重い箱(大きな金額)でバランスをとることを表しています。

金融庁の規制により2020年現在の国内では、最大レバレッジは25倍です。

・レバレッジを使った証拠金の計算方法

取引額100,000ドルと設定し、1ドル=109円の時にレバレッジ25倍で取引しようとした場合の必要証拠金の金額は、

次のように考えます。

レバレッジ25倍ということは、証拠金は取引額の25分の1ということを意味します。

取引額100,000ドルにかかる最低必要証拠金は、次のよう計算します。

109円×100,000÷25=436,000円

取引額100,000ドル(10,900,000円相当)の取引を行うために、436,000円の必要証拠金が必要ということになります。

通貨単位とは?

FX取引を行うときの単位のことです。国別通貨の単位を通貨単位と呼びます。

FX取引はまとめ買いやまとめ売りが基本です。そのため取引を行うときの最低数量という意味になります。

通貨単位はFX口座を取り扱う各社で違いますが、10,000通貨や1,000通貨での取引が多いように思います。

1000通貨を0.1ロット、10,000通貨を1ロット、100,000通貨を10ロットと呼ぶのが一般的です。

具体例:通貨別表示
ドル円の場合、10,000通貨=10,000ドル
ユーロ円の場合、10,000通貨=10,000ユーロ
となります。

スワップとは?

FX取引において1日以上保有した場合に取引額(通貨単位毎)に発生する金利です。

FXでは、各通貨別に“買いスワップ”と“売りスワップ”が設定されています。

基本、買いスワップの場合、利益が発生しますが、売りスワップの場合は、損益が発生します。例外的に、どちらも損益が発生する通貨もあるので注意が必要です。

因みに、当日決済の場合は、スワップは発生しません。

>>参考:FX初心者が知っておきたいスワップの意味とスワップを使った運用法

ロスカットとは?

FX取引において含み損が大きくなってしまい、口座に入っている資金に対して一定の割合を下回ると自動的に全決済されてしまう仕組みです。

これは、急激な為替変動でFX取引をしているトレーダーに大きな損害を出さないための仕組みになります。

FX各社によって、自動ロスカット設定は違いますが、大体100%を下回って通知が届き、50%を下回ると全決済されることが多いようです。

>>参考:ロスカットとは?初心者が知っておくべき意味【失敗しないロスカット】

スプレッドとは?

FX取引において、売値と買値の差でありFX会社に収める手数料(コスト)です。

これは、FX会社の収入源の一つです。国内のFX会社では、ドル円で0.3銭などと価格差が狭いので、トレーダーにとって低コストと有効な状況になっています。

2.FXと株で違うルールの比較

  • 取引時間:24時間取引可能
  • 買いからでも、売りからでも、始めることが可能
  • 少額の資金から始める事が可能
  • 様々な国の通貨で取引可能

それぞれ説明していきます。

取引時間:24時間取引可能

≪FX取引の場合≫:月曜日の朝~土曜日の朝まで、24時間取引可能
≪株式取引の場合≫:平日9時~15時(昼休憩含み)のみ取引可能

FX市場は全世界規模で動いているので、日本市場が終了しても別の国で市場が動いています。対して、株式市場は、日本市場だけで完結しているので日本時間で管理されることになります。

※欧米諸国ではサマータイムが存在しますので、その期間は1時間早まります。

買いからでも、売りからでも、始めることが可能

≪FX取引の場合≫:買いからでも売りからでも始める事が出来ます。
≪株式取引の場合≫:基本、買いから探します。

FX取引は、世界規模の大きな市場になるので、FX市場には大きな金額(一般人ではイメージできない量のお金)が存在します。

しがって、個人のトレーダーが売買する程度の金額は常に市場にあることになるのでどちらかの売買でも可能になります。

対して、株式取引は、現物がない限り売買が出来ないので、最初は買うことは可能でも売ることができません。

少額の資金から始める事が可能

≪FX取引の場合≫:たった数千円からの取引が可能です。
≪株式取引の場合≫:一般的に少額で始められたとしても、5万円程からの取引です。

FX取引では、レバレッジを使うことが出来るので、少額の証拠金で大きな資金を動かすことが出来ます。

一方、株式取引では、レバレッジをかける事が出来ないので、買いたい価格分の金額を用意する必要があります。

様々な国の通貨で取引可能

≪FX取引の場合≫:約20通貨の中から選択可能。
≪株式取引の場合≫:東証1部上場企業2160社(2,019年末時点)から選択可能

FX会社にもよりますが、ドル円(USDJPY)やユーロ円(EURJPY)の有名通貨ばかりでなく、約20種類の通貨があります。

株式取引に比べれば選択段階で悩むことは少ないと思います。しかし、株式とFXでは選択条件が違うので、一概にどちらが良いとは言えません。

FX取引での各通貨には特徴があるので、自分のスタイルに合った通貨を選ぶようにしましょう。

しかし、初心者の場合は、すべてが初めてで知らないことばかりなので、ドル円(USDJPY)やユーロ円(EURJPY)といった円が絡む通貨(クロス円)を選ぶと理解しやすいでしょう。

3.さぁ、FXで取引を始めてみよう!~初心者向け解説~

FXとは、FX口座開設完了でFX取引を始めることが出来ます。

FX口座は、個人口座として取得可能なので自己判断で口座開設が可能です。
口座開設も簡単なので、やってみましょう!!

≪口座開設の流れ≫
①FX会社選択

②無料講座開設ページでの基本情報入力(所要時間約5分)

③提出書類確認(本人確認書類など)

④口座開設完了確認後に入金したら取引可能です。

これでFX口座開設完了なので、FX取引を始めることが出来ます。

以下の3社が、私がオススメするFX会社になります。ポイントは破綻の可能性が低い国内大手FX会社と1000通貨から出来る国内FX会社です。

まとめ

1.FXとはなにか?初心者がまず知っておきたいFXの基礎知識
2.FXを始める前に知っておきたい初心者のための基礎知識

・FX特有の専門用語
・FX特有のルール
3.さぁ、FXで取引を始めてみよう!~初心者向け解説~
・取引時間:24時間取引可能
・買いからでも、売りからでも、始めることが可能
・少額の資金から始める事が可能
・様々な国の通貨で取引可能